犬のしつけ 拾い食いをやめさせる

拾い食い

犬を散歩させているときに、気づかないうちに拾い食いをしていることがよくあります。落ちている食べ物の中には、金属片などの異物が混入されていて、犬が被害にあうケースも多いと聞きます。

 

そんな被害にあわないためにも、飼い主としては拾い食いは絶対にやめさせる必要があります。

 

拾い食いは、活発で好奇心の強い犬に多いようです。

 

拾い食いのしつけで大切なことは、すでに犬が口に入れてしまったものを取り上げて叱っても、何の効果もないことです。

 

拾い食いは、犬が落ちているものを口に入れようと行動する前に注意をしないと意味がないんですね。

 

拾い食いを止めさせるしつけの手順としては、散歩中にわざと食べ物を落として、落としたもののそばをリードをつけて歩きます。犬が落ちているものに興味を示したときに「いけない」と注意します。このとき、飼い主は犬の動きに集中しながら、「いけない」と言うタイミングをうまくつかみましょう。

 

犬が食べ物に近づこうとした瞬間に「いけない」と言ってリードを強く引いて方向転換します。飼い主は、落ちている食べ物を、足で踏んだり、遠くに蹴るなどして絶対に犬の口に入れないようにします。

 

犬が興味を示さなくなるまでは根気強く繰り返し行う必要があります。