犬のしつけ(噛み癖)

犬のしつけ 噛み癖

飼い主を噛む原因は、子犬のときと成犬になってからでは異なってきます。子犬のときは、特に歯の生え変わりの時期などは、歯ぐきがかゆかくて、噛んでくることがあります。その場合には犬用のガムがありますので、与えてみてください。

 

子犬に噛まれたら、大きな声で「痛い!」と叫ぶことでしつけになります。噛まれたら叫ぶを、何度も繰り返していると、子犬は「飼い主を噛む」という行動が、良い効果を生まないということを学習して、噛むのをやめます。このように、噛み癖は子犬の時期に学習させてやめさせるのが一番です。

 

成犬になってからの噛み癖は、愛情不足のためのストレス、運動不足のためのストレス、自分の身を守ろうとする防衛本能など、つまり、ストレス解消や攻撃手段として噛みつくことが多いようです。これを直すためには、犬のストレスを解消してやることも大事ですが、まず、飼い主と犬との間の上下関係を確立して、犬よりも人間が上だということを理解させることが重要です。

 

犬の脱走や放浪の原因は、発情期や運動不足、誰かにかまってもらいたかったり、遊びたかったりといろいろな原因が考えられます。脱走してしまったときに備えて、また、地震などの災害に備えて、首輪に名前や住所を書いた名札をつけておくと安心です。また、運動不足や遊びたくて脱走するいということは、日頃から散歩などで飼い主が犬をかまってあげることで解消しておくことが大切です。